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年の瀬に、干菓子の美しさを思う

年の瀬に、干菓子の美しさを思う

先日、ディナーセットをご注文くださったお客様から、思いがけず干菓子を頂戴しました。
何気ない会話の流れの中で拝見することになり、その繊細さと美しさに、しばし見入ってしまいました。

ひとつひとつを眺めると、
蝶々、来年の干支である馬、鶯、そして春を告げるオブジェ。
季節の移ろいや願いを、お菓子というかたちで表現されていることが、とても印象的でした。

寒天もすべて丁寧に炊かれており、
蝶々の干菓子には、中に餡まで忍ばせてありました。
干菓子という静かなお菓子の中に、ここまでの手仕事が込められていることに、深い敬意を覚えます。

伏見の老舗の和菓子屋さんのお菓子と伺いました。
いただいた干菓子は、大切に味わいました。

食は、ただ味わうだけのものではなく、
季節や心を伝えるものでもあるのだと、
年の瀬に、改めて感じさせていただいた夜でした。